「新聞」×「デジタル」
2つのメディアを通して
“ねじ・ばね業界の内外”に情報発信
「新聞」×「デジタル」
2つのメディアを通して
“ねじ・ばね業界の内外”に情報発信
Business Tool
ねじ(ネジ、ファスナー、ボルト、締結部品など)や、ばね(スプリング)はモノづくり産業に欠かせない部品で、その成形技術はあらゆる金属加工部品を作る上でノウハウの塊と言っても過言ではありません。この部品業界の専門紙である「金属産業新聞」は、ねじ・ばね産業で活躍する企業や人、そして技術に光を当てて最新動向をいち早く発信しています。
ねじ・ばね業界を行き交う業界紙だから見えてくる市況やトレンドの分析、また全国紙ではできない業界に絞った独自のデータを分析を得意としています。さらに社説「時評」では、流されない、ぶれない本紙の記者たちが独自の視点から業界を見つめ論じています。
長年に築き上げたネットワークを活かしながら、業界大手から小規模企業までのあらゆる動向をいち早くキャッチして報道。最新技術や製品情報はもちろん、企業独自の取組みや人にもスポットを当てています。海外専門誌とメディア連携しているので業界の海外情報にも強いです。
材料、表面処理、機械、金型、工具、梱包、ソフトウェアなどねじ・ばね業界には欠かせない周辺技術の情報にも「金属産業新聞」は自信があります。このほか、AI、IoT関連システムといった製造業の次世代を担う技術も取り上げています。
Cross Media
「金属産業新聞」は読者のスタイルに合わせて、手軽に読める新聞(紙版)、キーワード検索やバックナンバー機能が特長の電子版「キンサンデジタル」の2つのメディアからお選びいただけます。新聞と電子版の両方を購読できるお得な「Wプラン」、既に新聞を購読されている方はプラス3,000円で電子版も読める「電子版プラス」がおすすめです。
金属産業新聞
70年以上の実績を誇る当社が主軸とする媒体です。紙版ならではの手軽さとともに、ねじ・ばね業界の最新情報を毎週お手元にお届けします。
金属産業新聞 紙版 |
金属産業新聞 電子版 |
電子版プラス(ID追加) ※1 |
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刊行頻度 | 週刊(毎週月曜日) | ||
購読料 | 16,500円(税込)/年 | 16,500円(税込)/年※2 | 1IDにつき 3,300円(税込)/年 |
記事閲覧範囲 | 最新号の記事全文 | バックナンバーを含む記事全文 当サイトのニュース全文 |
※1既に紙版を読まれている購読者様は電子版プラスを3,300円の追加で購読いただけます。全てのプランにおいてID(アカウント)を追加したい場合は1IDにつき3,300円の追加で購読いただけます。ただし本プランは購読先が同じ住所のお客様に限り提供しているプランです。
※2海外購読者は19,000円です。なお海外購読者に対しては電子版単体プランのみのご提供となります。
Transmission
「金属産業新聞」は、ねじ・ばね業界だけに情報を発信している新聞ではありません。業界紙とは、その業界と外を結びつける重要な役目を担っていると私たちは考えます。私たちの記事コンテンツを業界の外に発信することで読者層をさらに広げて新聞の価値を高めることに取り組んでいます。これを目的に大手メディアサービスへ「金属産業新聞」の記事を提供しています。
Global Network
「金属産業新聞」は、海外ねじ業界誌である米国のFastener Technology International(ファスナーテクノロジーインターナショナル)と ドイツ/ トルコの Fastener Europe Magazine(ファスナーヨーロッパマガジン)と記事の交換で提携しています。北米や欧州を得意エリアとする海外誌との協力により本紙記事を世界に広く発信。また、これら海外誌の記事を和訳して本紙記事として掲載。日本と海外を結ぶ専門メディアとしての位置付けを担っています。
History
終戦直後に生まれた数少ない業界紙「金属産業新聞」。創刊の精神を探るため消失していた創刊号を探し求めました。
「金属産業新聞」第48号(1947年6月28日付)
上の紙面は、創刊間もない「金属産業新聞」の第48号(1947年6月28日付)の1面です。「金属産業新聞」は、終戦の焦土と瓦礫の中から日本経済の再生をめざし、その一助を担うべく、ねじ産業界の営為を伝えるべき媒体として、故・大槻喜一により昭和21年(7月30日、第三種郵便物認可)に産声を上げました。
数多ある業界紙の中で1946年からの創刊は、あまり例がありません。しかし当時の新聞紙の紙質は悪いうえ経年劣化もひどく、残念ながら弊社には当時の実物は存在していません。これでは、1946年の創刊を証明できません。
そこで、弊社創業の証(あかし)を求めて調査した結果、1945年~1949年の占領期間に発行された日本全国の新聞総計1万8047タイトルが「プランゲ文庫・新聞コレクション」として米国・メリーランド大学で保管され、その中に「金属産業新聞」並びに前身の「日本金属新聞」も収録されていることが判明しました。
「プランゲ文庫」は連合国軍総司令部(GHQ)の民事検閲局(CCD)の新聞・出版部門の資料を当時、修史官として戦史の編纂作業に当たっていたゴードン・W・プランゲ博士の尽力で、GHQがメリーランド大学に寄贈したものです。
弊社では、国立国会図書館を通して、そのマイクロフィッシュ(105ミリ×148ミリのマイクロフィルム上に複数のコマ画像を配列させた記録媒体)中の「日本金属新聞」第16号(1946年6月21日)~47号(1947年5月11日)、「金属産業新聞」第48号(1947年6月28日)~161号(1949年10月8日)から約120号分(一部に欠本がある)をコピーで入手しました。
掲載した「金属産業新聞」第48号(1947年6月28日)の紙面には、右上に「NEWS.DPT.FILL」のスタンプ印が捺されており、歴史の証言者であることを雄弁に語っています。なお、「プランゲ文庫・雑誌コレクション」については近年、岩波書店から「占領期雑誌資料大系・大衆文化編・全5巻」「同・文学編・全5巻」が刊行され、被占領下日本の貴重な文化財産として新たな視点からの研究課題として活用されています。